CIL設立の経緯

1980年頃より、急速に拡大した日本の羽毛寝具市場は、その後も発展を続け、今や世帯別普及率は100%になろうとしています。
しかし、日本には、羽毛及び羽毛ふとん専門の研究機関や検査機関は存在しておりません。

羽毛の品質基準、検査方法は、JIS(Japanese Industrial Standard:日本工業規格) 及び 業界によって規定はされておりますが、検査項目、検査環境、検査手法において、あいまいな点が大変多く、公的検査機関同士でも、検査結果に大きな差異が生じている状況です。

一方、消費者が羽毛ふとんを購入する際、その羽毛の性能や品質の信頼性を直接確認する手段がありません。
そのため、本来、羽毛の性能とは全く関係のない原産国を参考にしたりして購入しているのが現状です。

そこで、より正確な検査手法の確立と、羽毛が本来持っている性能によるグレーディングと、中身が見えない羽毛の品質保証の確立を目指す事を第一義とし、将来的には、羽毛ふとんを、どういった基準、すなわち、快適に眠るための寝床内温度®33℃±1℃を実現する保温力の目安や、住環境・ライフスタイル・年齢に応じて、お使いになる方が選びやすいデジタル指標「コンフォートインデックス®」を開発していく事を目的として、2002年10月に、快適睡眠環境研究所(Comfort Index Lab:コンフォートインデックスラボ 略称「CIL」)は設立されました。