pH

検査方法

pHの試験方法

1:試験装置
a) 感量0.01グラム以上の化学天秤
b) ガラス電極pH計(温度補償電極式pH計も使用できる。)
c) 共せんフラスコ
d) 振とう機(水平振とう150回±10回/分、振とう幅40mmに調整可能なもの)
2:試験操作
1) 試料準備
約30グラムの試料を試料調整容器に放置し、標準状態に調整し2.00±0.01グラムを2試験試料採取する。
2) 蒸留水の準備
蒸留水は二酸化炭素を除去するため、30分間煮沸してフラスコに入れ栓をして室温まで冷却する。
3) pH測定操作
3.1) A法(常温蒸留水抽出法)
1試験試料を共せんフラスコに入れ、温度約20°Cの蒸留水を100ml加え、試験試料が十分かつ平均に浸るまで撹拌してから、同温度の蒸留水100mlを加えて栓をして手でフラスコを振る。十分湿潤したのち振とう機で2時間振とうし、抽出液を迅速に25±2°Cに調整して、ガラス電極pH計でpHを測定する。
3.2) B法(簡便法)
羽毛の清浄度試験(JIS L1903)を行った後の検水(蒸留水)液を、ガラス電極pH計でpHを測定する。

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